Treo650のバックアップ/リストア方法まとめ
えー、一昨日はあわててしまって、私の顛末記を書きなぐってしまいました<(_ _)>。せっかくなので、Treo650をBackupBuddyVFSでバックアップ/リストアする方法をまとめておきます(既知中の既知だと思いますが^^;)ちなみに、私が下記の方法で成功した、ということですので、あくまで参考までに、ということで。
【必要なアプリ】
- BackupBuddyVFS:たぶん他のバックアップソフトでもよいと思うのですが、私が持っているバックアップソフトがこれだけなので^^。昔はfreeware版があったらしいのですが、今はparsonal版とprofessional版があって、どちらもシェアウェアです。professional版は、バックアップするファイルを選択できたり、世代管理ができたりするらしいのですが、私はparsonal版を使っています。PalmGearで$9.95です。
- 3X Commander:ファイラーです。有名どころでは他にFileZがありますが、FileZは上書きコピーしてくれないので、リストア作業ができません。フリーウェアです。
【事前準備】
- 外部メモリーカード:今回は、あくまでメモリーカードへのバックアップと、カードからのリストアと言うことで、必須です
- BackupBuddyと3X Commanderのprcファイルを、SDカードのpalm\Launcher\の下にコピーしておきます。または、palmの標準ランチャーのメニューから、CopyでSDカードにアプリをコピーしても同じことができます。これで、ハードリセットしても、標準ランチャーに、BackupBuddyと3X Commanderが表示され、すぐに使うことができます。
- BackupBuddyで、SDカードにバックアップを取ります。バックアップファイルはSDカードのpalm\backup\ホットシンク名\Backup\の下に作成されます。このとき、ファイル名はCalculusDB_sciC_00000301.pdbのように、正規のファイル名と拡張子の間に変な数字が入っていますが、これは無視してよいそうです。
ちなみに、日本語のファイル名が存在する場合は、日本語環境だけ先に復元しておく必要がありますので、外部メモリーカードに、日本語環境のファイルをコピーしておきます。具体的には、パソコンにメモリーカードをつないで、適当なディレクトリを作成(但し、名称はアルファベットを使用のこと)、そこに日本語環境のファイルをコピーしておきます。JaPonの場合はJaPon-Inst-10i.prcとJaPon-FontRes.prc、J-OSの場合はj-os tt.prc等の5つのprcファイルと、ライセンスキーのprcファイルを、全てコピーしておきます。
【リストア方法】
- ファイラーで、バックアップファイルを全て本体に書き戻します。途中、「同じファイル名がある」というエラーメッセージが表示されますが、無視して「OverWrite」を指定してどんどん進んでいきます。全てコピーが終わると、ソフトリセットすると………システム環境も含め、全てリストアできます^^。なお、いなあもさんによると、Palm辞スパ関連のアプリだけが、リストアされないこともあるようです。
ちなみに、リストアするファイルに日本語ファイル名がある場合、1.の前にまず日本語環境を復元します。方法は、ファイラーでさきほどSDカードの下にコピーしておいた日本語環境のprcファイルを、本体にコピーするだけです。あとは、通常にHotSyncしてprcファイルをインストールした場合と同様の作業で、日本語環境を復元します。そうそう、最新のJaPonの場合、レジストリキーを控えておくのを忘れずに。
というわけで、ほとんどいなあもさんからご教授頂いた内容でした^_^;ゞ
で、実はこのエントリは一昨日の夜にはいったん書いていたのですが、とあるトラブルがあって公開を取りやめていました。トラブルというのは、リストアしたTreoを、母艦とHotSyncしたところ、スケジュールの同期のところで全く進まなくなったのです。リストアの方法を変えてみたり、PalmDesktopを再インストールしたり、色々やってもだめ。で、結局、一から環境を再構築して復旧しました(T_T。で、その後再びハードリセット&リストアを試してみたところ、今度はあっさりHotSync完了。どうも、バックアップ前から、スケジュールデータが一部おかしくなっていたみたいです。あー疲れたorz。
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コメント
経験上、環境を戻した直後のHotSyncは、HotSyncマネージャの動作設定を「シンクロナイズ」ではなく「ハンドヘルド→PalmDesktop」にしておくと事故がないです。
同期のための情報(タイムスタンプか何か?=詳しくは知りません^^;)の不整合?で、まれにPalmDesktop側の予定が書き戻されたり、PCにバックアップされているDBが本体にリストアされたりする事があります。
僕も過去に何回か、リストアした直後のHotSyncでデータがぐちゃぐちゃになった事があります。
一度はHotSync後に無限リセットループに陥り、リストアのやり直しをしました。
今回のMACYさんの不具合は、それが原因かどうかは分かりませんし、僕も経験則で語っているので的を外しているかもしれませんが、情報としてご報告まで。
投稿: いなあも | 2005年11月11日 (金) 20時09分
コメントありがとうございます。
私も、途中でそれに気づいてコンジットの動作設定を修正したのですが、時すでに遅かったようです^^;
ただ、以前T3で母艦からリストアしたときも、スケジュールデータが壊れていて書き戻せなかったことがありました。そのときは、一度母艦のスケジュールデータをエクスポート・インポートしたところ、問題なく書き戻せました。別にpalm上では問題なく使えていても、スケジュールデータが内部的に不整合を起こしていることがあるのかも。
投稿: MACY | 2005年11月11日 (金) 23時54分