T|CとTreo
Treo650をメイン機として利用し始めて、2週間をすぎました。以前、T3からTungsten Cに乗り換えを図ってみたことがあるのですが、そのときはキーボードモデルに耐えきれずに、2週間でT3に戻ってしまいました。が、今回は、いろいろ不満は感じつつも、使い続けています。
で、Tungsten Cをメイン機として利用するのをやめたときの理由を振り返ってみて、今のTreoと比べてみました。
- キーボードではスケジュールをぱっと入れたりがやりにくい:基本的には同じだが、片手入力できるので違和感少ない
- ワイドハイレゾでないのはやっぱり使いにくい(特に月間表示):変化なし。ただ、TreoではKsDatebookが使えなくなったので、月間表示でのワイドハイレゾは関係なくなった^^;
- wi-fiは場所を選びすぎて使えない:これはBluetoothなので解消。ただ、今では通信分野はW31Tに任せてしまっているので実質関係なし^^;
- ボイスレコーダーがないのは不便:これはばっちりOK。音質はT3よりむしろ上。
- 音楽がモノラルでしか聞けないのは寂しい:これもOK。ただ、別にPalmでなくても、という話はある。
- やっぱりでかい(特に幅):これは全く問題なし。ただ、逆に画面が狭すぎて指タップが難しい面もあり。
- ATOKのメニュー(メモ帳等を起動中に、「あ」と表示されている部分をタップすると開くメニュー)が使えない:これは問題なし。
- 5wayの位置が悪くて落としそう:これは問題なし。ただ、5wayの動作が今までと異なり、対応してないアプリだと使いにくい。
- ランチャーでのカテゴリ切り替えがホームボタン押下による一方通行(T3だと、5wayの左右でカテゴリを前後できる):これは変わりなし。AppShelfとかを入れると解消する問題ではあるが。
- 標準スケジューラに、Agenda画面がない:これはOK。ただ、スケジュール管理をDateBK5に乗り換えた為、不要に。
- 画面下のタスクバーがない。タスクバーにはいつも時刻が表示されていたので不便:変わらず。
- キャップをはずさないとリセットできない:Treoでは勝手にソフトリセットが掛かるので大丈夫^^;
こうやって見てみると、確かにTCで感じていた不満がいくつかは解消されていますが、Treo独特の問題(アプリ互換性、5way互換性)もあり、機能面でTreoの大きな優位性はありません。
そう考えてみると、決定的な違いはやはり大きさとバランス(5wayの位置)ではないかと思うのです。TCも、ザウルスとかと比べると特段大きなPDAではないのですが、手帳代わり、という目で見ると少し大きく感じました。この大きさだと、ワイドハイレゾであって欲しいな、とも思いました。あの大きさだと、どうしても入力時に両手でデバイスを持つ必要があるのも(私は)違和感を感じました。
その点、Treoの大きさだと、不思議と違和感がありません。Treoの大きさだと、逆にワイドハイレゾがなくても別段不満も感じませんし、ワイドハイレゾを積んでこれ以上大きくなるなら、別にいらないよ、と思います。過去、多くの方が「Treoの優れた点はその大きさにある」的なコメントをされていますが、確かにその通りです。改めて、PDAには大きさが非常に重要なんだな、と感じました。
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