いよいよ時代が動く?
PalmInfocenterやケータイWatchで、ACCESSがPalmOS for Linux をベースとしたACCESS Linux Platform(ALP)を発表した、という記事が掲載されています。
携帯電話やモバイル機器向けのプラットフォームで、ACCESSの技術であるNetFrontや、PalmSourceの技術であるPIMやHotsync技術が組み込まれるとのことです。2006年中には、開発キットがデベロッパーに配布される予定だとのこと。
さらに、ACCESSの株主(だったと思いますが)であるNTT DoCoMoが、「我々は、LinuxベースのFOMA3G端末を出荷して以来、Linuxベース携帯電話市場のパイオニアです
我々は、ALPに興奮しており、ACCESSとPalmSourceがリナックスベースの電話やアプリケーションマーケットの発展をさらにリードしていくと期待しています。」とのコメント。
いよいよDoCoMoも、本格的SmartPhoneに向け、ALPベースの携帯を出すのでしょうか?しかし、ALPって、やっぱりPalmOSとは別物なんでしょうね。当然今までのアプリの資産は動かないだろうし。PalmSourceの日本上陸の可能性が高まってきたことはうれしいけど、PalmOSはどうなるのでしょうか。ちょっと複雑……
(06.2.15 am8:32追記)
takahanomoriさんからの指摘で、ACCESSのプレスリリースを確認したところ、
ALP は、正しく書かれた Palm OS 68k アプリケーションが確実にプログラミング通りに機能するように設計されています。
とのことです\(^O^)/。いやー、これは期待大です。
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コメント
ACCESSのプレスリリースには、「正しく書かれた68kアプリ」は動くようなことが書いてあります。HACKもの以外だけでも動いてくれると嬉しいですね。
ドコモは、i-modeで有名な夏野氏が「スマートフォンには需要がない」みたいなことを発言されたりしていますので、本当に端末を作ってくれるかどうか・・・。ALPを載せたからといって、ソフトの追加が自由な、私たちが知っているPalmOS搭載スマートフォンと同じような仕組みのモノになるかどうかは分からないですし。
投稿: takahanomori | 2006年2月15日 (水) 08時17分
takahanomoriさん、コメントありがとうございます。
>ACCESSのプレスリリースには、「正しく書かれた68kアプリ」は動くようなことが書いてあります。
おお、そうですか!それは素晴らしい誤解でした。そうだとすると、(確かに動作しなくなるPalmwareもあるのでしょうが)、非常に楽しみです^^
>ALPを載せたからといって、ソフトの追加が自由な、私たちが知っているPalmOS搭載スマートフォンと同じような仕組みのモノになるかどうかは分からないですし。
そうなんですよね。それが、ドコモ(に限らず、日本のキャリア)がスマートフォンを出してくるときの一番の不安でもあります。W-ZERO3が開けた風穴が、日本全体に広がってくるのを期待しています。
投稿: MACY | 2006年2月15日 (水) 08時29分
こんにちはeyeです。
さっきALPのプレスリリース読んで喜んでいたら、
すでにMACYさんのところで紹介されてたんですね!
出遅れました!
楽しみですね〜。
投稿: eye | 2006年2月17日 (金) 11時28分
eyeさん、コメント&TBありがとうございます。2006年中にデベロッパーに開発キットが配られる、と言うことなので、実機が出てくるのは2007年後半でしょうか?うーん、待ちきれない^^
投稿: MACY | 2006年2月17日 (金) 12時39分