ハンドヘルドデバイスでの片手入力
相変わらずメイン機はCentroですが、ワイドハイレゾのT3も捨てがたく、両方持ち歩いている毎日は以前と変わらなかったりします。
T3をメイン機に復帰できないかなあ、と考えているのですが、やはり最大のポイントは片手入力。混み合った電車内でスケジュールを入力したり、歩きながらさっと入力したりするには、片手入力が出来ないとやはりつらい。で、アプリがないか探していました。
まず見つけたのはCom-JIM2。あの神様山田様の作品です。
ひらがなの列のボタンをタップすると、その列に含まれる文字が表示されるので、それをもう一度タップすると、該当する文字が入力されます。例えば「ろ」という文字を入力したい場合、「らわ」ボタンをまず押すと、「ら」~「ん」のボタンが表示されるので、その中から「ろ」のボタンをタップする、と言った具合です。
辞書はJ-OSの辞書を使用します。J-OS IMEと同様、単文節変換となります。
ボタンが大きいこともあって、結構スムーズに入力できます。ただ、今となっては携帯のキー配列や操作に慣らされていることもあり、たとえば「あ」という文字を入力する場合でも、「あぁ」→「あ」と2回入力しないといけないのがちょっと違和感があったりします。
他にないかなあ、と探していると、Kodamaというのを発見。(ダウンロードはベクターから)
ATOK for Palmをお使いの方はご存じだと思うのですが、ATOKには入力パネルという入力方式があります。デフォルトで用意されているのは、ひらがなの50音表のようなものとかですが、この入力パネルに追加する方式なのが、このKodamaです。
このKodama、ローマ字入力なのですが、配列が携帯のひらがな入力とよく似ていることにお気づきでしょうか。例えば一番上のボタンは、ひだりから「あ」行、「か」行、「さ」行になっています。また、このKodamaでは、単独で「Y」ボタンを押すとシフト機能が働き、右側の細い方の文字(例えば、Kの隣のG)を入力できます。これは、「が」行、すなわち「か」行の濁音ですよね。
こんなぐあいで、一見取っつきにくそうな感じですが、さわってみるとこれがなかなかGood!片手入力だけだと、ひょっとしたらCentroで片手入力するよりも早いかも、と思わせるぐらいです。ATOKの変換効率も相まって、予想以上に快適^^
ただ一つ難点は、このKodamaの起動方法。マニュアルによれば、このKodamaをATOKの標準の入力パネルにしておいた上で、シルクエリアの「キーボード」ボタンを押せばKodamaが立ち上がる、とありますが、残念ながら我がT3にはキーボードボタンはありません。
で、ここはやっぱり鍵盤交換の出番。T3であまり使っていない第3ボタン(ToDo)に、キーボードボタンを割り当てることにしました。キーボードボタンのキーコードが分からなかったのですが、色々試行錯誤した結果、下記の設定でOK^^
ちなみに、第3ボタンを連打すると、ちゃんと元々のToDoも立ち上がります。
というわけで、非常に快適な片手入力環境ができあがりました(^_^)v
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