iPhoneに思うこと
先日の私のエントリーでもiPhoneについて少し触れましたが(大阪PalmIIIさんの方では反応も頂いてどうもありがとうございました)、その後のいろんな方のエントリーを見ながら、「うんうん」とうなずくこと多数です。
まず陰郎さん。
何よりも PDA というのは実用的な道具なのだ(もちろん遊び道具にもなるが)。しかし、もっと楽しい遊び道具が手に入ったからといって、それに実用的な道具の役目を負わ せるのはやはり何かおかしい。そこで使い勝手に我慢するのはもっとおかしい。Palm を手放すのは、Palm が Palm の土俵で戦っても勝てないようなものが現れてからにすべきなのだ。
Palmが「実用的な道具」という部分に激しく同意。PIMだけに留まらず、私の生活のあらゆる部分で私を助けてくれているPalmを、「あっちの水は甘いぞ」という理由だけで捨てるという選択肢は、私にはあり得ません。ただ、iPhoneが、Palmとは違う別の可能性を秘めているように感じているのも事実ですが。
次にいなあもさん。
Palmの予定表の良いところは、何年前のデータでもすぐに調べられる事。
仕事で過去の作業とかを調べなおす事が多いのでこの機能はとても重宝しています。これは僕が紙の手帳よりもPalmをチョイスした理由です。
僕にはこれが出来ない以上、PalmOSを手放す理由になりません。
私も、過去のスケジュールが10年分入っています^^。私の場合、Palmに助けられているのは、過去のスケジュールもそうですが、Palm上の全てのデータを串刺しで検索できること。これがあるので、安心してPalmに情報をぶち込めます。
次にshino-jiさん。
確かに乗り換えについては大いに検討している訳なんですが、私の乗り換えはあくまで現在使用しているP905iのケータイの乗り換えの検討でありまして、PalmからiPhoneに乗り換えるという意味ではないことをちょっと強調しておかないといけないかなと思います。
私がiPhoneに興味があるというのも、Palmの代替機としてというより、携帯の乗り換え先として見たときに、いろいろと新しい発見もありそうだ、という感じです。
次にmizuno-amiさん。
ビジネスモデルとして否定するつもりはないですが、Palmにあるような自分勝手さや行儀悪さがなくて、どうもダメですね。
そう、ビジネスモデルとしてiPhoneを否定するつもりはないです。ですが、NSBasicというツールを手に入れた私にとって、Appleの支配下でないとアプリの公開さえもできない縛りは、どうも性に合わないですね。だいたい、Palm PreとのシンクロをさせないようにiTunesを修正するというようなApple度量のなさにはがっかりです(まあ、ビジネスから見れば不可欠なのでしょうが)。
とまあ色々書きましたが、とはいいつつ、iPhoneが提供しているクラウド環境を試してみたいと思っているのも事実。今の携帯の2年縛りが解ける頃に、まずは携帯電話の代わりとしてiPhoneかPalm Pre国内版(笑)を手に入れているかもしれません。
あ、あと前回のエントリーで「PalmOSはレガシーとなり、その役割をAppleのiPhoneに譲ったように思います。」と書いたのは、PDAとしてのPalmの役割が終わったという意味で書いたのではなく、「いろいろな人が集って、どんどん新しいアプリが出てくるようなプラットフォームとしての役割」という意味で書きましたので、誤解無きようにお願いします^^
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
僕も結局、iPod touchがメインになってしまいましたが、なんかAppleの色んな縛りを見てると、Palmがいかにユーザーやアプリ開発者に寛大だったのかを思い知らされます。
なんというか、Appleは野心剥き出しなんですよねw
Palm Preが国内で使える状態になったときにあっというまにイケるようにiPhoneではなくtouchにしました。はやく3G版が出てくれることを祈ります。
投稿: nowarl | 2009年10月 6日 (火) 00時51分
>nowarlさん
コメントありがとうございます。
まあ、考えてみればAppleが野心剥き出しというより、Palmがおおらかすぎたのかもしれませんが。それでPalmは事業的に失敗したと^^;
私も、docomoから出てくるかもと言うPalm Preを心待ちにしています。そのときは速攻でau解約します^^
投稿: MA-CY | 2009年10月 6日 (火) 02時55分