« ロックアプリ検討 | トップページ | webOS新製品発表 »

2011年1月12日 (水)

ぐちぐちと

関東方面で新年会が終わって、帰りの新幹線です。アルコールも入ってるのでちょっとGalaxyについて(Palmユーザーの視点から)ぐちぐちと。

一言で言って、「Android(Galaxy)は、PIM管理をしたい人がターゲットではないのだな」ということ。

以下、酔っぱらいなので相手にしないように^^;

まあ、Palmに10年間もしつけられてきた私なので、PIM管理がどうのと言うより、Palmユーザからの視点にしかならないわけですが。

まず、プライバシーデータの取り扱いをどう考えているのか、ということ。いなあもさん曰く、「クラウドに置けと言っているのでは」とのことでしたが、そのクラウドデータに対するセキュリティの考え方も明確になっているようには感じません。だいたいにして、PalmではOSレベルで「セキュリティレコード」という概念を持っているのに、Andoroidではそういった概念がないのはどういうわけ?セキュリティはOSの問題ではないのかもしれませんが、Googleが、「セキュリティはこうしましょう」という考え方を打ち出してない(私が知らないだけかもしれませんが)時点で、PIMをないがしろにしているように感じます。仕方がないので、サードパーティでは「アプリ単位でロックを掛ける」とかいった訳の分からないソリューションが出てくる始末。2日ほどそうやって使ってみましたが、やっぱり違和感大です。

PIMデータベースの共通性の問題。Palmでは、色々なサードパーティアプリが出ていたわけですが、こと4大PIM(スケジュール、アドレス帳、Todo、メモ帳)については、Palm側から仕様が公開されていることもあり、サードパーティアプリも、一部の例外を除いて、必ずPalm標準のPIM DBを用いていました。ですので、例えばKsDatebookを使っていて、やっぱりDataBk6を使おうか、ということが普通に出来たわけです。DBは共通なわけですから。ところが、Androidではこれが希薄。(ないとはいいませんが)。例えば私が今使っている、標準のメモ帳の置き換えアプリ「Note Everithing」は、Android標準のメモ帳DBは使わず、独自のDBを使っています。ですから、もし他のメモ帳アプリが出てきても、乗り換えようとすると大変。同じように、標準のアドレス帳が貧弱なので、他にないかと色々探しているのですが(主にビジネス用途)、これまたビジネス用途のアドレス帳は「名刺管理」というカテゴリーにはいるらしく、Andoroid標準のアドレス帳とは無関係。ちなみにAndoroidでは、オムロンの出しているBizcaroid Liteという、すばらしいOCR機能付き名刺リーダーアプリがあるのですが、このアプリは、そのデータを標準のアドレス帳に吐き出すように出来ているにもかかわらず、標準のアドレス帳DBを使った置き換えアプリというのが名刺管理というジャンルでは全くありません。一体どういうわけ??iPhoneでなくAndroidを選んだ理由の一つに、AndroidのPIM DBへのアクセスがiOSでは許されないけどAndroidではOKというのを聞いて、それなら、と言うのがあったのですが、残念ながらスケジュール管理を除いてほとんどそのメリットは感じられなさそうです。

次はテキストの操作性の問題。昔、iOSで、「カットアンドペーストが出来ない」という事が酷評されていましたが、実はAndroidも似たり寄ったりだということを知りました。AndroidでカットアンドペーストがOSレベルでサポートされているのは、実はブラウザとかメモ帳とかだけ。あとは、アプリが対応していれば可能ですが、ほとんどのアプリはそれをさせてくれません。Palmの場合、そういった編集機能がOSレベルでサポートされていたのですが、Andoroidは違います。ですから、例えばaDiceという、PDIC形式のデータを扱える辞書アプリにおいても、Palmの場合は開いた辞書のページで特定の単語を選択して、さらに辞書を引く、ということが普通に出来ましたが、aDiceではテキストの選択が出来ないので、そういった操作をすることができません。aDiceそのものは非常に高速に動作するのですが、それが出来ないおかげでPalmのWDICと比べて操作感は大幅に低いです。

テキストの操作の問題についてもう一つ。ブラウザとかでは一応テキストの選択が出来るのですが、これがあまりにやりにくい!Palmの場合、まずペンでの操作なので、細かな指定がやりやすいのですが、Andorod(Galaxy)の場合、これが指です。大きなテキスト文字ならいざ知らず、ブラウザで普通に表示している状態で適すと選択しようったって、指一本で2行分はあります。そんな状態では、当然の事ながら思ったところが指定できるわけがありません(それでもGalaxyは、ロングタップすると虫眼鏡が出てきて拡大表示されるのでマシですが)。あと、メモ帳とかでテキストエディットしようとする場合も、カーソル位置を変更しようとすると大変。指でタップしてもまず思い通りの所には行きません。これについては、今日Fabriccaという日本語入力アプリを入れて、多少マシにはなりましたが、それでも5wayによるカーソル移動の快適さには100歩ほど及びません。

あと、細かな話になりますが、デフォルトでインストールされているGmailのアプリが使いにくい!メールの宛先を、アドレス帳参照できない仕様のメールアプリって何??そりゃ、アドレス帳から入っていけばいいのかもしれませんが、ユーザ視点を欠いていること甚だしいです。

というわけで、まだ2,3週間ぐらいしか使っていないひよっこユーザーが言うのもなんですが、Android(というか、Google)には、PIM管理をハンドヘルド(というかスマートフォン)でごりごりやっている人というのはターゲットユーザーでは無いんだろうなあ、ということをひしひしと感じました。

まあ、こうやって愚痴を言いながらも、裏側でPimlicalによるPIM管理ができないか研究していたりしますが^^;

|

« ロックアプリ検討 | トップページ | webOS新製品発表 »

コメント

まさに全てその通りとしか言いようが有りません…。
自分もデジタルのPIM管理はPalmから入りました。(VisorPrism-Treo90-T|C)

無い物を懐かしんでいるだけでも仕方ないとAndroidを使い始めていますが、
超個人的なデータ(仕事含む)をクラウドというのは未だ抵抗があるし、
未だ世の中のスマートフォンはエンターテイメント重視でPIMは
Palmレベルに達していないと落ち込みます。

早くPIMが使いやすいスマートフォンが出ますように…。

投稿: tipokart | 2011年4月 6日 (水) 12時41分

>tipokartさん
コメントありがとうございます。私は結局、未だにPIMはPalm一本やりです。見ていると、アプリの出来とかはiPhone の方がいい感じでしたねえ(^^;

投稿: MA-CY | 2011年4月 6日 (水) 21時35分

Kodamaの作者の中川と申します。Galaxyを購入されたのですね。私も昨年Xperiaを買ってからAndroid版のKodamaを作りました。Fabriccaのようなカーソル移動の機能もなく、まだまだ試作中の野良アプリですが、よろしければお試しください。このブログでもKodamaを何度も取り上げていただきありがとうございます。とても励みになりました!

投稿: 中川圭司 | 2011年4月11日 (月) 22時18分

>中川さん

Kodamaの作者さんですか!いやはや、コメント頂いて光栄です。TT3とTXでは大変お世話になりました。
早速Galaxyにインストールしてみました。久々使うし使えるかな、と思っていたのですが、いやー、結構からだが覚えているものですね。すっと違和感なく使えました^^
しばらく、他の入力メソッドとも併用しながら使ってみます。どうもありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

投稿: MA-CY | 2011年4月12日 (火) 08時29分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/140067/50568912

この記事へのトラックバック一覧です: ぐちぐちと:

« ロックアプリ検討 | トップページ | webOS新製品発表 »